「ふむ、でかしたぞ敗戌....」
(殺し合を宣言し半日)
(少女は微笑み、最後の敗戌を撫でる)
「では、約束通りに褒美をやらんとなぁ....」
(少女の手のひらに小刀が現れ、それを敗戌の太ももに突き立て文字を掘っていく)
(敗戌、婬売....いくつもの文字を刻み、そして小刀を敗戌の臍に突き立てる)
(すると、まるで体に溶けるかのように入り込み、それは敗戌の肉体を成長させ、さらなる魔力を増幅させていく)
「ほぉれ、どうじゃ敗戌、力が満ちていくじゃろ?....これでお主は、さらに殺し、犯し、食らうことができるようになる....それになぁ....」
(成長し、美しい肉体となっていく敗戌)
(しかし、太ももにや尻に刻まれた傷はそのまま残っている)
(慈愛に満ちた笑顔で頭を撫で、髪を掻き分けていく)
「もはや敗戌と名前も似合わぬか....くふふ....くふふっ....あぁ、しかし、まだ足りないのぉ、お主には足りぬものがあるのぉ....」
(少女は膝をつく敗戌の頭を優しく抱き止める)