>>50
「ん?いえいえ、私も貴女と同じですよ.....ごめんなさい、驚かせてしまいました?」
(優しい笑みを浮かべながら女性は軽く会釈をする)
「私は金森、よろしくお願いしますね?」
(金森と名乗った女性はポケットから名刺を取りだし遥香に差し出す)
(名刺には彼女の名前と会社名のようなものが記載されている)
「廃墟趣味の女の子なんて珍しいですけど、いかませんよ?こんな時間には」
(窓の外に視線を移し、頬に指を当てる)