>>62
(暗く、カビ臭い地下)
(床には腐った肉塊がちらばり、ヌルヌルとした感触が足から伝わる)
(後ろからは金森の声と足音が響く)
(いくつかの扉を越え先、わずかに光の漏れる扉がみえてくる)
(そしてその扉を開けた先、そこには異質な風景が広がっていた)

(フローリングの床にカーペット、まるで高級マンションの一室のような部屋)
(先ほどまでの異臭等もなく、生活感のある部屋がそこにはあった)
(しかし、一番異質なものはベットの隣、そこにはまるで牢屋のようなものがみえた)
「はぁーい!ようこそ、私のお家に」
(後ろからした金森の声)
(それと同時に顔面に何かを吹き掛けられ意識を失う)