ん……
(遥香は身体の違和感と背中の痛みで目を覚ました)
(背中の痛みがこれは悪夢ではないということを伝え、ぼやけて見える悪魔のような人がいることからあの人に捕まってしまったということを思い出す)
…!!
(意識がはっきりとして来ると今度は自分の状況と違和感の正体を知った)
(手足を折り曲げた姿勢でテープで固定され、ジーンズやショーツといったものは脱がされて下半身は丸裸にされてしまっていたのだ)
(あまり見たくはないが、外を見ると金森が遥香の身につけていたパーカーやショーツを使って男性器をしごいている姿が見えた)
…っ
(一度絶頂している様子も見え、遥香はその姿に嫌悪感しか抱くものはなかった)
(拘束が解けることは絶望的と判断した遥香は何も行動しようとはしない)
(金森が何かをして来るようであれば身体を捻る程度の抵抗をするのみである)