>>118
疲れてるみたいだな。後から行くからここは任せてくれ。
(身体を拭いてテントから出ると、アルフが眠そうな顔をしていた)
(寝床の用意はアルフに任せ、焚き火の見張り、外の警戒をする)
(しかしマジックアイテムの警報機が何重にも用意してあるので、本当はもう起きている必要はない)
(アルフが先に寝るのを待っているのだ)

(……とはいえ大して待つことなく寝息が聞こえてきた)
(火の始末をして、テントに入る。光に慣れていたため、殆ど何も見えない)
……フウ。
(アルフの姿が見えるようになるまで、入り口で座って待つ)
(静かだ。二人の呼吸音しか聞こえない)
(疲れているため、アルフの眠りは深いだろう。薬の類は使わなかったが、無理をしなければ問題なさそうだ)

……
(段々見えてきたアルフの方へ静かに近寄り、顔を覗き込む。まるで少女のような顔つきだ)
(まずは肩や腕を撫で、刺激に慣れさせる)
(次に、指一本で肌着の上から薄い胸を字を書くように撫でる)
(少し前に覗いた桜色の乳首を思い出しつつ、指を這わせて突起を探す)
(起こさないように、少しでも呼吸が乱れたらすぐに指を離す)

(……と、雲が切れて月が顔を出す。ここぞとばかりに例の球体を起動する)
(月明かりに照らされたアルフの寝姿を球体がばっちり記録していく……)

【何だか緊張してきました……】