>>164
(ちゃんと服を着れている事を確認して、千歳は部屋から出た)
えっと…叔父さんは…
(千歳が着替えている時、隣の部屋に誰かが入ったような音はしなかった)
(まだバスルームにいるとは思えないから、たぶん居間あたりにいるかもしれない)
(部屋を出た千歳はそのまま居間の方に歩いていく)

あっ、叔父さん!
(居間を覗くと、千歳に気づいた叔父さんが手招きしてきた)
(叔父さんに吸い寄せられるように、ちょこちょこと歩いて居間に入る)
(そして、そばに来た千歳を撫でながら、叔父さんは可愛いと褒めてきた)
(改めて言われると恥ずかしくて、千歳は頬を桃色に染める)
やっ…やだなぁ、な、なんか…照れちゃうよぉ
(恥ずかしくてもじもじする千歳に、叔父さんは同じことを囁きながら軽くキスしてきた)
ん…
(ついばむようにキスを交わすと、それだけで千歳の心臓が早打つ)
(でも叔父さんはそれ以上は何もせず、千歳にお酒を注いでくれるよう頼んできた)
うん、いいよ……んしょっ
(プシュッと缶ビールを開けて、差し出されたコップにトクトクと注いでいく)
(お母さんがお父さんにお酌するところを見ているから、見よう見まねでやってみた)
あっ、そうだ叔父さん、気づいた?
このウェイトレスの服、いつも着ているのとちょっとだけ違うんだよ?
(ビールを注いでから、1歩離れて叔父さんの前に立つ)
(その服はいつも着ているものとデザインは同じだけど、ギリギリ下着が見えないくらいまでスカートが短かった)
(それに靴下も、今まで履いたことのない白のニーハイソックス)
前に試験的に作ったんだけど、その…ちょっとスカート短すぎて恥ずかしいでしょ?
それでボツになっちゃったの。
(どうやら叔父さんに見せようと、タンスの奥から出してきたらしい)

【うんっ、叔父さんよろしくね!】