>>530
「ふぅ.....」
(口を離し、唇を舐める)
「なるほど.....」
(少女の顔つきは先程の笑顔とは違い、真剣に何かを考えている表情となる)
「貴女方のこの星は非常に面白いものですね.....クフフ.....」
(そしてぎこちなく笑い、蓮花に背を向ける)
(そして、数歩離れたところで足をつかんでいた触手が離れ、蓮花は床に落とす)
「妖魔という存在、そしてそれを狩る貴女、さらに貴女の中にあるその器官.....ますます面白い.....」
(床に落ちた蓮花に向き直り、先程とは違う、冷たい表情で蓮花は見つめる)
「決めました、まずは貴女を使い、我々の同胞を増やすところからこの星の侵略を始め行きましょう」
(その瞬間、突如床より大量の触手が現れ、蓮花を取り囲む)
「貴女、貴様の体は我々にとって好都合ということがわかりました」
(冷たい瞳、口調も徐々に変化していく)
「よって、貴様には我々の子を産み、この星を作り替える為の道具になってもらう」
(触手は謎の粘液を垂らし、徐々に距離をつめていく)