>>538
「あがっ!?」
(予想だにしない不意討ち)
(風の鎌が彼女の首を切り落とす)
(首を切られた胴体からは壁から放たれた液体と同じ、異臭を放つ粘液を飛び散らせ倒れる)
(取り囲んでいた触手達も、同じく粘液を飛び散らせながらはぜた)
(勝利を確信し、一度周囲を確認しにみれば)
(そこは先程と同じ、古い洋室にと戻っていた)
(しかし)
「フフフ.....いやはや、随分と手癖が悪いみたいね.....」
(何処か聞き覚えのある声)
(振り向けば、そこには最初に少女が座っていた椅子に腰かける人の姿があった)
(ゴシック風のシンプルな服装)
(しかし、その顔は蓮花と瓜二つのもので)
(美しい金髪のポニーテルに、碧眼の強気な瞳)
(そして蓮花と全く同じ声で言う)
「残念、貴様に私は殺せない」
(立ち上がり、一歩踏み出せば、その両手には折られた筈の蓮花の刀が握られている)
「フフ.....驚いた?私?」
(口の端を吊り上げ、不気味な笑みを浮かべる)

【お願いします】
【人体改造等ですと、どの程度までがokでしょうか?】