「っ♪ああうぅっ……♪あっ……♪あぁぁ……♪」
逃げ場のない快楽、触手の渦の中で淫毒に浸され破壊され続けた。
脱力して抵抗するそぶりも見せない。
淫毒が身体を作り変えていく事を認識さえできない。
「……。」
物も言わず触手から解放されてその場に倒れ伏す。
犯され尽くして魂さえ擦り切れて性質が変わったとはいえ霊珠のおかげで生きているようなものだ。
「……ぁ……?」
足で顔を扱われる屈辱、それを感じる心は残っていない。
虚無を移すガラス玉のような瞳が同じ顔を見つめかえす。
霊珠が周囲の大気を吸い回復させようとする。
本来であればすぐに退魔士としての蓮花に戻っていくはずだが……
【悪堕ちは特に想定していなかったのでイメージはあまり】