「っ、なんて馬鹿力してるの……!まともに正面からやり合うのは得策じゃないか…っと!」
(バキベキバキ…!と山中に木々が倒れる音が木霊する。)
(その音の原因と思しき場所には黒い甲冑に身を包んだ女騎士に同じく甲冑を着込んだ狼二匹)
(対するは蒼を基調としたレオタードに、真白いグローブ、蒼いブーツ、頭部には羽を模したティアラ。簡易的な胸当てを着用し、神々しいまでに光り輝く
槍を携えた可憐な少女が対峙していた)
(黒い甲冑に身を包んだ、女騎士の一撃を凛は回避しながら、どう攻略するか、考えを巡らせ逃げ回る。
(圧倒的なまでの怪力に正面から挑むのは不利と判断し、木陰に隠れて様子を伺う算段だったが)
(隠れた森から木々がなぎ倒され瞬く間に姿を露わにされてしまう。そこにすかさず黒い甲冑に身を包んだ狼二匹が攻撃をしてきて…)
(さかのぼる事数時間前。凛の元に一通の手紙が届けられた。差出人は不明)
(開けてみれば親しい友人が無残な姿で拘束され、妖魔と思しきモノに凌辱された姿が映し出された写真と)
(指定の場所に来るように。でなければ友人の命の保証はしないという内容の物が届いたのだ)
(手紙を握りしめ、セイバー・リンへと変身し、廃村のある山奥で、友人と、おそらくは自分を呼び出したであろう妖魔を見つけたのだ)
このままじゃ拉致が開かない…幸いスピードは私の方が上、なら……
(幾度に渡る攻撃・斬撃若しくは狼からの攻撃を回避しながら、距離を取ると、聖槍を正面に構え、黒騎士目掛けて文字通りの弾丸と思しき速度で接近、渾身の突きを放つ)
食らえ……!シューティング・スター!!!
(流星の名前の通りにリンは一条の光の槍と化し、渾身の突きを黒騎士目掛けて放つが…)
【了解。此方こそお願いします】