(淫魔の舞い降りた公園)
(この半分以上が魔物に浸透された世界ではそこまで珍しい光景ではないが)
(それが意味することは、おそらくこの後の惨劇も同じように起こるという事だ)

はぁぁぁぁ!
(だが、同時にそれ以上にこの世界に舞い降りた少女が悪魔の結界を蹴り破って空から入ってきた)
(人間ならどうしようもない結界をやすやすと蹴り破ってきた少女は、彼女の前に降り立った)
ふん、悪魔どもが、ワシの前でもまだ狼藉を働きおるか

(可憐な少女の声とは裏腹の年寄りじみた口調)
(二対の翼は天使の証だが、その身を包むのは体に隙間なく張り付いた白の旧スク水のような恰好)
(そして、天使とは思えないような色めかしい褐色の肌を持つロリっ子)
 そこまでにせよ。この淫魔風情が。
(悪魔には知られている戦天使の姿がそこにあった)

(彼女の目の前に降り立つと、そのまま彼女の武器である拳を構える)
ふん、今ならば見逃してやってもよいぞ。尻尾を巻いて逃げることも許そう
(実際に彼女の力は悪魔には絶対的だ。いつでも彼女の拳とけりは魔物へと打ち込む用意はできている)
(だが)
(「はぁ……はぁ……まだ変身したばかりだというのに」)
(変身したばかりだというのに、彼女の撃ちこまれた楔は早くも表し始めている)
(隠し用のない体にフィットした白スクはわずか数分の結界を破った時間で、その大きな胸の乳首が立ち始めていた)
(人々には気づかれないように背を向けてはいる。この世界で自分のことを知られて開いけないから)

【はい、よろしくお願いします】