え?そうだっけか……
今ちょうど約束の時間ぐらいじゃないか?
(懐中時計を取り出しながら、時間を確認してもそれほど遅れたという自覚はなく)
へえ、確かにあっちの空がちょっと暗い気もするな。これから崩れてきてもおかしくないな。
それよりも今日早く終われるからって、そっちの方がミサオにとって嬉しかったり?
(彼女自身もシスター見習いではあるが、そこまで厳格なタイプにも思えず)
(むしろかなり俗っぽい方な気がしていて。それが彼女の魅力でもあるのだが)
(少しからかうようなことを言ってから)
なんてな、もちろん俺も嬉しいさ。一緒にいられるっていうなら、それだけで
【はい、そのように。何か希望があればまたこうして言っていきましょう】