(老神父の用意した二人だけの誓いの儀式を行うため、信徒が去った静かな教会で)
(純白の衣装に身を包んだだろう、伴侶になるミサオの姿を今か今かと待ちわびていて…)
ふぅ…こんなことには縁がなく、生涯神にこの身を捧げると思っていましたが
人生わからないものですね…
(僅かに月明かりだけが照らしている石像の前に佇みながら、こんな独り言を呟く)
(他人から見たら立派とは言えない方法で無理矢理手に入れたような若い伴侶)
(それでもどうしてもその身を、心を手に入れたかった。それが叶った充実感からか)
(息を吐くと同時に、少しカラダが震えて)
さて、ミサオはそろそろ着替えたでしょうか
この日のために用意した素敵なドレス、気に入ってもらえるといいのですが…
【こんな感じで、本日もよろしくおねがいします。】