そ、そう…です…か…?
(頭を撫でられ、もっと照れ臭くなってなかなか老神父と目を合わせられない)
(さんざん男達と情交を重ねてきたわけだが、逆にこういった女性らしさを求められるとたじろいでしまうらしい)
ひゃ、ちょっと待ってください…このドレス、歩きにくくって…
(中心まで歩く前に急いで神父の腕を掴み、身を寄せる)
(柔らかい胸がふに。と腕に当たり…)
(本人はそれどころではなく、必死に老神父の腕にすがり付いて歩みを進める)
(本来神父のいるはずの祭壇は無人で、隣からその声が聞こえるのが不思議に感じてしまう)
……………。
………………ぇ、と……
(世間でいう、親子ほど年の離れた神父の言葉に真っ赤になってしまう)
(老神父の照れ臭さも敏感に感じ取ってしまい、戸惑ってしまう。が……)
……………はい。
誓います。
(覚悟を決めて、神父の目を見て誓いの言葉を口にした)