「ちょ、ちょっと!?」

やり過ぎた!?と思った時にはもう遅い。アリサはバグってしまったシオンの強引な手によって強制的に感度を引き上げられる。
スイッチ一つで感度も自由自在なのはセクサロイドとしての利便性だが、こういう時はひどいものだ。

「ああもうっ!二人して狂ったら話になんないでしょうーーー!?落ち着きなさいっ、このぽんこつーーー!」

修理するどころではなく、むくむくとパイプを大きくして、エネルギーを零す。顔は内部構造を覗かれ弄られたショックで真っ赤であり、オイルが全身に巡って肌は火照っていた。