>>332
はぁ、はぁ……あ、あなたは……っ!?
せ、セルヴァンデス……

(賞賛の声、しかしその中には幾ばくかの揶揄が入っている)
(同時に感じる本当の魔界の住人、本物の悪魔の魔力)
(そして湧き上がる瘴気に人間に戻る力そのものが使えなくなる)
(敵を前にして無力な人間に変身する事は術そのものに歯止めが掛かっているのだった)

な、何を……うぅ、あ、あぁっ!?

(淫紋が浮き上がると同時に神力を消耗し、力が失われる)
(向かい合うセルヴァンデスには見えないが、背中にある本来羽根がある所には悪魔の奴隷の印が現れ)
(乳首とクリの根元がリングで縛められ、更に嵌められていたピアスも出現する)
(薄絹の下、それが明らかになると同時にボンデージハーネスに乳房を絞り出され、革枷、首輪が嵌り)
(腰当の象嵌に嵌る宝玉は魔族の様に縦に瞳孔が開いた瞳状に変わり、主人たる悪魔と視線を交わす)

そ、その名で呼ばないで……あぁ……

(真名を汚す新しく魔族によって与えられた名こそが今の自分を表していた)