(机の上にサンドイッチを置くと、耀が喜びの声を上げた)
いえいえ、どういたしまし、て、ぇっ!?
(ちょっと謙遜ぶって答えた少女の身体が、耀の腕でぎゅっと抱き締められた)
(そのまま少女を自分の脚の間に座らせてから、サンドイッチを食べようとする)
…っっ…あ、え…う、うんっ…た、たくさん、食べて…?
(驚きと歓喜であわあわしながら、少女は耀の食べる様を見つめる)
(持ってきた紅茶にミルクと砂糖を入れる耀)
(以前は紅茶を飲まなかっ耀だが、少女が淹れる紅茶を飲むうちに、いつしか定番メニューになっていた)
(そんな事を思い出す少女の前で、耀がサンドイッチを手に取って頬張る)
……
(それを妙な緊張感と共に見つめる少女)
(そして耀の口から出た称賛の言葉に、少女は一瞬ホッとした表情を見せてから満面の笑みを浮かべた)
よ、かったぁ!
(耀の脚の間で嬉しさのあまり身体をふるふると震わせている少女)
ちょっと急いで作ったから、ほんのちょっとだけ心配だったんだけど…えへへっ
兄さん、どんどん食べていいからねっ?
(耀の身体に寄り掛かって、笑顔で下から見上げる少女)
(すると耀は少女をまた抱き締めながら、一緒にサンドイッチを食べようと提案してきた)
え…あ、あたし、も…?
(耀の手にしたサンドイッチが、少女の目の前に差し出される)
(少女自身は軽く夕食は取っているが、そんなことは関係ない)
(敬愛する耀の手で食べさせてもらう機会を逃すわけにはいかない)
(緊張と軽い興奮で赤くなった顔で、窺うように耀の表情を下から見上げる)
い、い…いただきますっ
(サンドイッチに視線を戻し、少女は差し出されたサンドイッチをパクリと口に入れた)
(口の中に広がる味が、いつもと違うように感じられる)
うん…美味しい…兄さんの、優しさの味もするよ…?
(感動の面持ちでサンドイッチを味わう少女)
【こちらこそ宜しくお願いします】
【今日の予定ですが、私は明日の外出の関係で22時くらいまでのリミットになると思います】
【耀さんは何時までロールできそうですか?】