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(下車する列に並びながら左右をキョロキョロと見ている少女)
(一刻も早く降りて景色を眺めたいようだ)
(すぐに列は動きはじめ、少女は耀のあとから歩いていく)
(歩きながら励ますように話しかけてくる耀に、少女はふるふると首を振った)
ううん、あたし全然疲れてないよ?
お兄ちゃんと一緒だったし、窓の景色も楽しかったし!
(強がりでなく、本心から言っているようだ)
(朝からからなりテンションが高かったからか、殆ど疲れを感じていないらしい)
(新幹線から出ると、一緒に降りた人たちの中を縫うように歩いて出口へと進む)
わぁ…
(駅の外に出ると、そこから見える雪景色に声を上げる少女)
(初めて訪れた土地の景色は、少女に少なからず感動を与えているようだ)
(相変わらずテンションは高いようで、外の寒風に当たっていても特に寒さは感じていないらしい)
(新幹線にいた時と同じように、盛んに首を動かして興味深そうに景色を眺めている)

(駅前のバス停に耀と移動する)
(耀によるとこのバスで目的地まで行くのだそうだ)
おー!
(耀の言葉に腕を上げて声を上げる少女)
(暫く待っていると大型のバスが来た)
(乗車すると、耀は新幹線と同じように窓際に座らせてくれた)
えへへ…お兄ちゃんありがと!
(にっこりと笑って席に着くと、耀が何か食べるか聞いてきた)
(外を見ていた少女が弾かれたように振り返った)
うんっ、あたしちょうど何か食べたいなって思ってたの!
(嬉しそうに耀に笑うと、すぐに視線を耀が出したお菓子に向ける)
こういうお菓子って、ちょっとした時間つぶしにピッタリだよねぇ

【耀さんお待たせしました】
【今日も23時くらいまでですが宜しくお願いします】
【あとロールよりもリアルが優先なので、無理してロールしなくてもいいですよ】