美穂の手を引き連れてきたのは、彼女の通学路からわずかに離れた場所にある古いビルだった
すでに空いていたボロボロのシャッターを潜って中へ入ると、アキラがシャッターを下ろして電気を点ける
こびりついた性の臭いが漂うその場所には古びたソファやボロボロのマットが敷かれ、ケンジはマットの横を通りすぎてソファへと美穂を誘った

「ほら座ってよ美穂姉ちゃん」

手を引っ張り自分の横に美穂を座らせたケンジが、そのまま彼女に抱きつきその豊満な胸に顔を埋める

制服ごと埋めた顔を左右に振って胸の谷間に顔を擦り付ける

「美穂お姉ちゃん疲れたでしょ」

背後に立ったアキラが美穂の肩に手を起き肩を揉み始めるが、それは彼女を立たせないように押さえているようでもあった

【気になさらずに】
【それじゃお返しをば】