>>117
(優さんが謝ってきて)
いえ、あの、怖いわけじゃないんです。
初めて女の人にあんな事されて…とまどいはしましたけど
何故か怖くはなかったんです。

(私がまほろば村に来たのはあの怖い事を忘れるため。それだけじゃなく自分探しの意味合いもあった)
(初日に優さん、咲さん、ましろちゃんに出会えて、自分の中の何かが変わろうとしていた)
(そして今、私は優さんに救われている。優さんに秘密を打ち明けてほっとしている)
(今は優さんにこの身を委ねてみよう)

…はい。
(耳元で囁く優さんの問い掛けに私は首を縦に振った)