>>542
へぇ……動物も入ってくるんですか
(禊に使う泉では神聖なものという意味合いなのか動物などの気配はあまり感じられないが、その道中であればシカやサルなどを見かけることもあった)
(向かっている道中に結城先輩の家が見え、先輩はお婆様の用事を済ませてバスタオルを取りに行くと伝えて駆け足で家に向かっていった)
あっ……私の分まで…………ありがとうございます
(人の良心に触れるというのはあまりないことで少し嬉しく思いながらどこか暖かい気持ちを感じて先輩の後姿を見送る)

先輩…………本当に良い人みたい、先輩だったら私のことを話しても…………
いや、まだわからないよね……もう少し話してから確かめよう
温泉に到着するまでに先輩のことをもう少し理解してからでも遅くないはず……
(先輩のことを待つ最中、木陰で休息をとりながらそう独り言をつぶやく)
(まだ自身のことを話すほどに親密な仲でもなく、刺青を見られればそのことについても話さざるを得ないと考えるともう少し先輩のことを知っておきたいと思っていた)