>>548
やっぱり私……未熟でしたね……
(装っていたと自分で考えていても結局は年上の先輩に見透かされていたとわかると自分の不器用さが嫌になっていた)
(先輩に抱き寄せられ、頭を優しく撫でられながら言葉を掛けられると心も次第に安らいでいく)

……はい、わかりました…………
(先輩が私の涙を拭い手を握ると歩きだし、私もそれにつれられるように歩き出す)
…………楽しい思い出にしましょう!
(全てを話し、心が少し楽になったのか気分が晴れやかになった)
(心を入れなおすようにして先輩の手を握り返し、私は歩いて行った)