男だからな
自分のを旨そうに咥えられてるんだ、聞きたくなるじゃねぇか
(言いつつ、鍔姫の表情が一瞬曇るのを見つけて)
(自分が、傷に触れてしまったことに気が付く)

…すまねぇ、イヤなこと思い出させちまったか?
(少女の頬に手を添え、奉仕を中断させて、その目を見つめ)
(眉を垂らして、申し訳なさそうに謝罪する)

(椅子から腰をあげ膝立ちになるようにして、鍔姫の頭を胸に抱き寄せ)
(髪を梳き、慰めるように頭を撫でて)

忘れさせてやる
(そう言って首を曲げ、鍔姫の首筋に口付け、強く吸って跡を残し)
(抱きしめたまま、立つように促す)