>>155
っ!!
(周囲に浮かぶ符と困れている霊力から強大な術を結んでいることはわかっていたが術の妨害が成功するには至らず鬼は瞬時に防護策をとる)

……

(豪炎符を喰らい鬼の半身は見る影もなく消し飛び残った半身も黒く焦げていた)
(しかしそれは鬼の本体の抜けだした抜け殻である)
(身体を霧へと変化させて一度周囲の空気へと溶け込んで姿を消す)

さすがは退魔師か……その術には敬意を表する。
だが……。

(正美の頭上から鬼の霧散した霧が降りかかる)
(不意に足元から二匹の蛇が上り、まずは正美のローライズパンツの裾から中に入り込んで両足を蹂躙しながら秘所を目指す)
(蛇は身体をくすぐりながら正美の動きを封じ、鬼は実体化すると後ろから身体を掴む)

大技の後に確認を怠るとはまだ未熟な節もあるようだな
それに……瘴気への対抗もまだ弱い

(鬼は正美のシャツの襟首をつかむとゆっくりと広げるように引っ張り、ボタンが一つずつ弾け飛んでいく)
(正美の周囲の湿度が高まり、ぽつりと水が落ちてくる)

その炎には私も当たっては無事では済まないのでな

(水の色は墨を混ぜたように黒く、粘性はないが普通の水よりも水温が低く冷たい)
(正美と鬼の周囲に水は雨のように降り、退魔の炎を沈めていき、正美の服と体を濡らしていく)

この水には瘴気の根源を混ぜた、濃度は霧散している時よりも濃いがいかんせん範囲が限られるのでな

(水に触れた正美の体は更に発熱して疼きだし、衣服は水を吸い上げて体へその効力を与え続け若干ながら縮小して正美の体を締め上げる)

【承知しました、お待ちしています】