>>175
(帰る道中で鬼の気配を持つ男を見た様な気もするが、焦りや羞恥の最中、曖昧にしか覚えていなかった)
(しかし戻ってから尻ポケットから出た写真に挑発を受けている事を感じる)

(今度こそは、と準備をして新しい着衣に袖を通すと鬼の住む場所へと再度挑みに行く)
(符も装備もバッグの中にも入れて何時でも使える様にして弾切れへも配慮したものとなっていた)

……まずは明かりがいるな。

(ショッピングモールに入るとすぐに数枚の符を浮かばせ、まるで照明の様に光を発させる)
(その光で周囲の危機を察知しながら慎重に歩を進めていく)
(鬼の瘴気は前回よりも感じやすくなっていて、それゆえか何もしない内からショーツは濡れてしまっていた)