>>216
……基本は符のみ……あとは…………これは面白いものを持っているな

(正美が持っていたカバンをひっくり返すと符とともにとある衣装と首輪が出てきた)
(衣装は先ほどまで正美が纏っていた洋服と比べると明らかに意匠が異なり煽情的で人々を誘惑させるようなデザインのものだった)
(首輪の外観はともかく込められている力に妖魔のモノの片鱗が感じ取られることから正美が妖魔の手に堕ちた際に着けていたものと想像できる)

こんなものを敵に挑む際に携行するとは……、随分と酔狂な戦い方をするな?

(正美の所持していた符に関しては自身が触れて暴発する恐れもあるため手を出すことはなく、衣装と首輪を持つと正美の方へ寄る)

己の戒めとしてこれを見て自身を奮い立たせていたのかもしれぬが、今の状況では自身の弱みになってしまったな

(正美を凌辱していた右腕は鬼に同化し、一度正美は快楽から解放される)

もうすでに体は淫欲を求め疼いているようだな

(鬼はそう呟くと正美の身体に乗り、無理やりに首輪をはめる)
(衣装も正美に強制的に着せようとし、抵抗すれば右腕から鞭を召喚して激しく痛めつける)
(ただし、鬼の毒を十分にその体に入れてしまった正美には攻撃による痛みは全て快感へと変換されてしまうだろう)