>>24
それは確かに困りますね。
昔話ですと、難題を押し付けるのがお姫さまの立ち位置だったと存じますが、
現実の乙姫さまはなかなか苦労をなされているようで。
心中、お察しします。
(アイドルとして、巫女として。人とは違う並々ならぬ苦労が伺える)
(年齢に見合わぬ経験が、今の彼女の人格を形成しているのだろうと察する)
まあ、それはそれで面白い、こほん、いえ、なんでもないです。
(主が喜ぶ顔が見たいのは事実だが、驚く顔も捨てがたい)
(どんな表情であれ反応であれ、自分が独占さえできればそれでいい)
(営業用より多少ぎこちない笑みを浮かべて、咳払いをして誤魔化す)

日本のウィスキーですか。お酒には詳しくありませんけど、やはり日本人には
日本人のお酒が舌に合うと思うんですよね。
(さて、ここからが本題。本日のメインイベントとなる)
(接待用の訓練として酒には耐性をつけてあるし、毒物にも多少免疫がある)
(ただ、今回は神の力を宿した酒。どうなるか予想がつかない)
(されど、ここで怖気づくのはあの方の懐剣である自分の矜持が許さない)

それでは、ここはオン・ザ・ロックで。
(グラスに氷を入れ、トクトクトクと注いでゆく)
(本当はグラスを冷やしておくものだが、今は時間の関係で省略する)
(マドラーで氷と酒をかき混ぜる。チェイサーは今は控えさせておく)

いい色ですね。匂いも十全です。
んっ……
(作法通り、色と香りを楽しんでから口に含む。直ぐには飲み込まず、口の中で)
(味と香りを楽しむ。ああ、これはなかなか素敵な――……・・・・・っっっ!?)
(直後、ガツンと脳天に響くような味がした。いや、これは匂いか?)
(たまらず、そのまま喉に通す。焼けるような感覚が通過する)

ふはっ、こ、これは……
(脳天からつま先まで痺れるような味が身体全体を支配する)
(しかし、不快ではない。これをどう表現するべきか言葉が見つからない)
(内股を僅かに捩じらせる。酒が胃袋に入って拡散して血管中を駆け巡る)
(錯覚だ。錯覚にすぎないはずなのに、これは強烈だ)
(じわり……下腹部が熱くなり、女の芯が潤い、新品の青い下着を湿らせる)


【はい、凍結ですね】
【20日は少々都合が。申し訳ありません。置きレス程度ならなんとかなりましょう】
【今夜なら20時から空いてますね。その辺で都合が合えばお願いしたいです】