そう、ですか…………
(そう言って胸元に手を置きほっと息を吐いた。)
(そうしてもう一度藍と名乗った女性の方に視線をやると電話で何かを話している様子)
(いささか口調が砕けているがそういう人間なのだろうと特に気にしたりはせず)

えっと、はい……できれば巻き込まれる前に何とかしたいところ、ですけれど
(大きな身振りで話す様に若干押されつつも口元に笑みを浮かべて)
その、あれは……力いっぱい突いただけ、なので型とかもなんとなく、なので
そこまで言われると……照れてしまい、ますね
(言葉通りにほんのりと頬に朱をさしながら、苦笑交じりに話す)
(それから思いつくのは先ほど藍がしまった銃器だ。しまう前に見た形を考えればどこにしまったのか)
(少し気になってしまう――おもわずどこにあるのか藍の姿を見まわしてしまって――)