(眺めていることがバレると思わず肩がびくりと跳ねる。)
(それからガチャガチャや土産物屋でありそうなキーホルダーを指して)
(とても先ほどの連射が可能とは思えない形式の銃を取り出して見せた)

あ………ぅ、なんかすみま……せん
えっと小型化、というか私の場合はここに、しまってあるんでしょうか……
とにかくそんな感じで
(左腕の二の腕辺りに刺青の様に刻まれた痕を撫でながら)
(目の前の女性同様此方も取り出して見せるべきだろうか、と思ったが)
(必要もないのに取り出すのも、と思い直す)

今日は、ありがとうございました……そろそろお暇……しようと思います
えっと、あのお姉さんのこと、お願いします……
(そう言って頭を下げると、振り返り夜の闇に消えていって――――)

【それではこちらはこれで〆とさせていただきます】
【お付き合いありがとうございました、お疲れ様……です】