>>420
(人形を家族のように語る雅の姿は、一般的には奇異の目で見られるものだろう)
(だが異形を家族とし、友人として長い間過ごしてきた藍にとっては)

……一人じゃないんだね。うん、それはいいことだよ!

(ごく普通の、女の子に思えたのだ)
(それでいいんだ、と藍は自分でも知らないうちに微笑んでいた)

さて、そろそろ家なのかな?人形ちゃんの足取りが心なしか軽いような……

(街灯は気のせいかやや明るくなり、闇が薄らぐのを感じる)
(それは狙われなくなったというより、こちら側の領域に入った、ということなのだろう)

今回はたまたまだったけど、次はできれば最初から一緒にやりたいね!
こういう危ないことは一人でやるもんじゃないよ……あんまり私も言えないけど。

(藍は表向き学生ということもあるため、市場で人間社会に溶け込んで動ける者とは組みづらいというのがある)
(そのため単独行動による調査が主なのだが、死ぬほどではないにせよ危ない目に遭うことは多い)

【すいませんが眠気が限界なので自分はこれで〆です……】
【長時間ありがとうございました、おやすみなさい】