>>466
(繁華街の路地裏で私は『縄をかけていた』餌を捕食していた)
(第三者から見れば化け物が人間を襲っているように見えるだろうし、実際のところもそうなのだから何も言い返すことはできないがこうしないと自身の身体が崩壊するため仕方がないと人間であったモノを喰らっていく)
……これくらイで、大丈夫かナ
(後の処理は野良犬やカラス、そして警察が片付けてくれるだろう)
(歯型は獣、DNAはとうの昔に死んでいる故人のモノ、特定される心配もない……そう思っていた)
(私は闇夜に紛れ、その場を後にする)

(あれから数日後、わたしは氷上 椿としていつも通りに授業を受け日常を過ごしていた)
〜♪
(鼻歌交じりに学園から門へと差し掛かる通路を通り、帰り路につく)
……ん?
(ふいに呼び止められ立ち止まるとそこには青いリボンに白金髪の少女が立っていた)
(高校生くらいだろうか、周辺にいる大学生とは雰囲気も違ったように感じられるその少女の方にわたしは意識を向けた)
なんでしょうか?
(氷上 椿であればそうするだろうといった反応でわたしは返事をする)

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