>>478
(短い期間とは言え、付き合っていた人が死んだのだ)
(悲しんで当然だ)
(何か微妙に引っかかるけれど、いずれ追求すればいい)
(人にしか見えない、人とは思えない女性の表情を見る)
(……あれ?やっぱりおかしい?)

そうですねぇ。いつも通り、でした。
いえ、最近、彼はずっとテンション高くて。恋人が出来て、浮かれてましたね。
(高校生といえば青春真っ盛り。年上の美人な恋人ができれば浮かれて)
(当然だ。最近の長井悠馬は、ずっと自慢話ばかりしていた)
昨日は何処へ行った、とか。今日は何処へ行くとか。
そんな話をしました。
その、亡くなった日の朝は、今日こそ、その、決めてやるぜとか
勢い込んでいましたけど。その様子だと大人しく帰ったみたいですね。
(決めてやるとは、説明するまでもないけれど、ラブホへ行って大人の階段を)
(昇ることだ。不発に終わったようだけれど)
(歩きながら、思い出したことをつらつらと話してゆく)
(妙に人通りの少ない場所を通っているなとは思った)
(けれど、素人の真央にはそれ以上の推察はできない)

(如月真央は異能の瞳を持っている)
(だが、それ以外は素人だ。死角の多い道に誘導されていることも気づかない)
(警戒はしているけれど、襲撃されても反応できる身体能力はない)
(状況的には、チェックメイトに近づいている)


【学園の制服ですねぇ。ただ、勝手にデザインや色を決めるのもどうかと】
【思うので、ブレザータイプの制服程度の認識ですねぇ】

【置きレスにお借りしました】