>>66
(笑われ、見下され、プライドや尊厳が徹底的にへし折られる)
(だが渡辺の逸物は射精が収まってもなお、その罵倒を受けて再び屹立した)
(もはや罵倒されなければ勃起できないのではないかと思えるぐらい、罵倒が快感になりつつある)

(次は電動マッサージ機だ。スイッチを入れた電動マッサージ機がトランクスの中で暴れ、射精したての逸物に押し当てられる)
(それは敏感になっていた逸物には苦痛の域だったが、今の渡辺には快楽でしかなかった)

あふっ、あひっ、あひっ……あひぃ……

(腰をガクガクと揺らして快楽を味わい、舌を垂らして浸り続ける)
(罵倒が脳に染み込み、心を丁寧に屈服させていく)
(気づけば精液が尿道を駆け上がるあの射精直前の感覚が身体を駆け抜け、二発目が出てしまった)
(それと同時に適度に加減された鞭の痛みと、足のつま先で尻穴を軽く突かれたのを感じるとさらに射精が促されてしまう)
(一発目よりは激しくないが、長く、悦びに満ちた射精だ)
(どく、どく、どくと垂れ流すように精液をこぼし、渡辺の顔は快楽に蕩けていた)

き、霧原ぁ……なんでこんなに気持ちいいんだ……?
叩かれたり踏まれたり、それだけで出るのが止まらなくなっちまうんだ……

(足を舐めろと言われれば従順に従い、しゃぶりつくすほどに)
(渡辺は霧原の与える苦痛と罵倒を快楽に変換して受け入れてしまった)
(もう元の関係には戻れないかもしれない、そう渡辺が思うほどに上下というものが明確に決まってしまったのだ)