(翌朝、ひとりだけ奴隷娼婦の格好で朝食の場に立ち合い、ミルクを供する事を命じられる)
(この広い皇太子妃の宮の中で最底辺の存在である事を強く感じさせられながら)
(ひとりひとりの席に行ってはグラスに自らの乳を絞っていた)
あ、んぅぅ、はぁ……っ、どうぞ、お飲みくださいませ……。
(ミントにも当然、供される為、側で乳搾りを見られる事になる)
(朝からぎらついた視線を受けながら、たった一晩でこうも変わるのかと感じていた)
わかりました、アイビー様。
ミント様、何なりと申し付け下さい。
(如何に堕ちようともこうした時の気品や振る舞いに変化はなく)
(それだけのその転落が強い印象を周囲に与える)
(もっと貶めたい、嬲りたいと、そうした事も含めてミレイユはマゾ奴隷に相応しいと言えた)