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「う、うるさいわね!ちゃんと絞ればすぐに昔の体型に戻れるんだから!」
変身するなり煽られ、カチンと来るあたし
確かに退魔師の女の子と比べると胸は垂れ気味で、お腹もぽっこりしている…
でもそれだって改造やら、出産やらのせいであたし自身の問題ではない、はず…

「このボディスーツは女神様の加護を受けた装備なんだから!
 なめないでちょうだい!」
いい加減、この子の煽り口調に怒り心頭のあたしはバトルアックスを担ぎ
一気に彼女を仕留めようと猛ダッシュする。そう、彼女の罠になど全く気付かずに

「うおおおおお!!………ぎぃぃぃやあああああああああああああっ!!!??」
しかしもうすぐ彼女に攻撃出来るというところであたしの突撃は終わらされてしまう。
彼女が周囲に散布していた毒ガスが、あたしの肉体を即座にボロボロにしていく
全身にとてつもない激痛、目からも口からも耳からも、まさに毒々しい色をした液体が溢れ
肌が爛れ、髪も痛み抜け落ちて……あたしはあっという間に目を背けたくなるような姿に変貌してしまう


【申し訳ないです、出来れば即死ではなく、この後、改めて止めを刺してもらえると嬉しいです】
【もしダメな場合は今ので死んだ状態でもいいです】