>101
んむ…んっ…ちゅぷ…
(耀の指を口に含み、ひたすら舐め続ける少女)
ぷぁ…お兄、ちゃん…ぁむ…ちゅっ…
(既に少女にとって、それは指を舐める行為ではない)
(少女をそれを肉棒に見立てて、うっとりと口の中で舐めまわしているのだ)
ちゅむ、ちゅっ…ん、む…ん、ぁひっ!?
(突然うなじに舌を這わせられ、少女はくぐもった声を上げた)
(耀の舌が指を舐める少女と同じくらい丹念に、うなじを舐めてくる)
んっ、んっ…んぅうっ…
(耀の指を咥えたまま呻く少女の首に汗が滲む)
(それも耀は見逃さず、全て舐め取っていく)
ふっ…ふ、ぅ…ぁむ…ちゅ、ちゅっ…れろっ、ちゅむ…
(その刺激に耐えながら、少女もさらに耀の指を舐める)
(指から少しでも耀の味を味わおうと、舌を上下左右に這わせて舐っていく)

(すると部屋の外から、食器を片付けに来た中居の声が聞こえた)
…ふ、あ…
(思わず指から口を離した少女を、耀は膝に乗せたまま放そうとしない)
お、兄ちゃ…
(そのまま少女は膝の上で惚けたまま、入ってきた中居を迎える事になった)
(テーブルを片付ける仲居は無表情に見える)
(真っ赤な顔で俯く少女の、乱れかけた浴衣)
(そこから露わになった首筋に、唾液と思われる液体が付着している)
(朱に染まった顔の少女の口の端からは、僅かに唾液が垂れていた)
(それを見れば、2人が何をしていたのかは何となく想像できるだろう)
(仲居は何も訊くことなく、丁寧にお辞儀をして部屋から出ていった)
(見送った耀が、少女にそっと尋ねてきた)
し…知らないっ
(仲居に見られた恥ずかしさで、何を言えばいいのか分からない)
(でも、何となく、ふと頭に浮かんだ言葉があった)
で…でも…でも…
(愁いを帯びたような、潤んだ瞳で下から耀を見る)
こ…恋人に…見られてたら……う、嬉しい、かも…

【次のレスで凍結でしょうか?】