んむ…んっ…ちゅぷ…
(耀の指を口に含み、ひたすら舐め続ける少女)
ぷぁ…お兄、ちゃん…ぁむ…ちゅっ…
(既に少女にとって、それは指を舐める行為ではない)
(少女をそれを肉棒に見立てて、うっとりと口の中で舐めまわしているのだ)
ちゅむ、ちゅっ…ん、む…ん、ぁひっ!?
(突然うなじに舌を這わせられ、少女はくぐもった声を上げた)
(耀の舌が指を舐める少女と同じくらい丹念に、うなじを舐めてくる)
んっ、んっ…んぅうっ…
(耀の指を咥えたまま呻く少女の首に汗が滲む)
(それも耀は見逃さず、全て舐め取っていく)
ふっ…ふ、ぅ…ぁむ…ちゅ、ちゅっ…れろっ、ちゅむ…
(その刺激に耐えながら、少女もさらに耀の指を舐める)
(指から少しでも耀の味を味わおうと、舌を上下左右に這わせて舐っていく)
(すると部屋の外から、食器を片付けに来た中居の声が聞こえた)
…ふ、あ…
(思わず指から口を離した少女を、耀は膝に乗せたまま放そうとしない)
お、兄ちゃ…
(そのまま少女は膝の上で惚けたまま、入ってきた中居を迎える事になった)
(テーブルを片付ける仲居は無表情に見える)
(真っ赤な顔で俯く少女の、乱れかけた浴衣)
(そこから露わになった首筋に、唾液と思われる液体が付着している)
(朱に染まった顔の少女の口の端からは、僅かに唾液が垂れていた)
(それを見れば、2人が何をしていたのかは何となく想像できるだろう)
(仲居は何も訊くことなく、丁寧にお辞儀をして部屋から出ていった)
(見送った耀が、少女にそっと尋ねてきた)
し…知らないっ
(仲居に見られた恥ずかしさで、何を言えばいいのか分からない)
(でも、何となく、ふと頭に浮かんだ言葉があった)
で…でも…でも…
(愁いを帯びたような、潤んだ瞳で下から耀を見る)
こ…恋人に…見られてたら……う、嬉しい、かも…
【次のレスで凍結でしょうか?】