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ふ、ぁっ…ぁあ、あっ…!
(耀の指が浴衣の上から少女の胸の突起を摘まむ)
(我慢しきれずに、若干甲高い声を上げてしまう少女)
だ、だって…お、おにいちゃ…ゆび、ぃっ…んんっ!
(部屋の外に聞こえると言われ、口元に力を入れて声をこらえる)
(それでも何とか、端から鰤を落とさずに済んだ)
(少女が震える手で出した鰤を、耀が美味しそうに食べてくれた)
(耀が美味しそうに食べてくれたのは嬉しいが、少女の胸を揉む動きは止まっていない)
ふっ…ふ、ぅぅっ…ぁ、ぁっ…んぁぁっ…!
(頑張って大きな声にならないように耐えていると、再び仲居の声が部屋の外から聞こえてきた)
(ようやく耀の手が止まり、少女の身体から離れていく)
…ふ、あ…
(少し潤んだ瞳のまま、へたりと身体の力が抜けてしまった少女)

(入ってきた中居が、2人の前にせっせと食べ物を置いていく)
(もしかしたら、少し涙目になっている少女に気づかれたかもしれない)
(でも少女は、自分の身体の火照りと心の高揚を抑えるのに必死で、仲居の視線どころではなかった)
(今度運ばれてきたのは、茶わん蒸しとご飯に味噌汁)
(どこにでもあるような品なのに、匂いだけでそれがとても美味しいと感じさせてくれる)
(ぼんやりとそれを見ていた少女に、耀が呟くように話しかけてきた)
え…
(続きという言葉に、少女は瞳が見開きながら耀に振り向く)
(口内に湧いてきた唾をこくりと飲み込む)
(心臓が明らかに高く速く打ちはじめ、それと同時に身体の火照りが下腹部まで伝播していくのを感じる)
す…する…
(静かな、でも濡れた声で少女は答える)
お…お兄ちゃんと…続き…したい、の…

【それでは今日も宜しくお願いします】
【耀さんは今日は何時までロールできそうですか?】