(ツバキに身を清める時間を与えるつもりで、時間をかけて一本吸い終えて)
「ふぅ……」
(斗真の存在が思った以上に気になっている自分を自覚しつつ)
(ため息とともに最後の煙を吐き出し、灰皿で火をもみ消して、ベッドから立ち上がる)
(寝室を出て脱衣所に入る)
(体を流すような水音を聞きながら着ていた服を脱ぎ捨て)
(声をかけることもなく、遠慮なく浴室への扉を開く)
「湯加減はどうだ?」
(別に聞く必要もないが、そんな風に問いかけ)
(洗い場に歩を進めると)
(まだ立ち上がっていないペニスが股間でユラユラと揺れる様子を隠そうともせず)
(ツバキに近づいていく)