(射精後もしばらくは繋がったまま、絶頂に震えるツバキの体を腕の中に包み込んで)
(余韻に浸りつつ、首筋に唇を押し当てて、強く吸い付き)
(服を着ていても隠せない部分に赤い痕跡を刻んで)
「これで、俺に抱かたことが丸分かりだな…」
「用事があるだなんて言って追っ払って、男に抱かれていたツバキを見て、
 少年はどんな気分だろうな」
(軽い優越感を感じながら、クスクスと含み笑いを漏らして聞かせ)

「あの少年に聞かれたら、なんて答えるんだ?」
「ヘタクソなセックスじゃ満足できないから、別の男と寝てきたって、正直に答えるのか?」
(翌朝斗真と会う時のことを想像させるように聞きながら)
(引き抜かれていくことを認識させるように)
(カリで肉穴をめくりあげるように押し広げて、ゆっくりと抜いていく)

「まだまだ満足できてないだろ?」
「続きはベッドの上でだ、先に行って待ってるからな」
「すぐに追いかけて来いよ?」
(そう言い残して湯船から立ち上がり)
(まだ余韻に浸っているようなツバキを置いて浴室より出ていく)