『……もう少し……あと少し……だから……。
家に着いたら……思いっきり……思いっきり……。
ディルドを舐め回しながら……もう一本で……トロトロに蕩けたオマンコ……かき回して……美緒みたいに淫らにイキ狂いたいの』
(フラフラとよろけながら家を目指している間に、ブラジャーの肩紐がずれ腕に掛かり)
(ドレスも乱れて胸元が開けて、ドレスと同じ色に黒のレースの刺繍が入ったブラジャーも見え隠れしていることには気づかず)
(信也が少しだけ遅れて付いてきていることにも、同じエレベーターに乗ったことさえ無警戒で)
(部屋に帰り着いたら思いっきりRQの衣装か、ボンデージのドレスを着て激しく自慰することしか考えていなかった)
………………???
(部屋に着き鍵を掛け、ホッと一息ついてカバンをテーブルのパソコンの脇に置き)
(痴漢に挿入されたローターを取り出すために、ソファーに腰掛けようとしていた時)
(背後から声を掛けられた事に驚き、淫欲に染まりきった思考は何も考えられずぼんやりと男の顔を潤んだ瞳で見つめて)
(どこかで見たような気がしたものの、全く思い出すことは出来ずにいた)
な……んで? 嫌っ!!
(家に侵入された方法は分からずとも、今自分が置かれた危機的な状況は本能的に理解できて)
(鍵のついている部屋に逃げ込みスマホで警察をよんでと思い、とっさに逃げようとするが)
(屈んだ状態から立ち上がった時に腕を取られてしまえば、女性の力が男性のそれに勝るはずもない)
ィヤッ……ンッ、ンンゥ……ンッ、ンッ……ンムゥ、ンンッ。
(なんとか逃げようと顔を左右に振り拒むが、力任せに引き寄せられた時に出来た空きを突かれて唇を奪われれば)
(初めてキスをした時にように体が硬直して、なすがまま胸元に手を入れられ荒く揉まれると)
(嫌なはずなのに甘い痺れが乳房全体から湧き上がり背筋を駆け上がり、脚がガクガクと快楽に震える)
『何これ知らない男に部屋に押し入られてレイプされてるのに、私、私、なに気持ちよくなってるの?』
(自分の身体が大分前から媚薬の支配下にあり、精神も侵されて来ていることには全く気づいておらず)
(AVみたいな状況に混乱しつつも、身体は素直に相手の激しい愛撫に反応して)
(ブラジャーを捲くられ直に揉まれると乳首も限界までツンと勃ち、指で磨り潰すように弄られると)
(より強い快楽が身体を突き抜け、ショーツの中にはトロリと滑った愛液が溢れ)
(すでにショーツでは吸収できなくなっていて、ショーツの隙間から腿へと伝わり流れる)
『胸、気持ちいい……すごい良い……こんなに感じるの初めて』
(瞳が恍惚の光を帯びて蕩けるのに合わせて、力を込めて閉じていた唇が薄く開けば信也の舌の侵入を許してしまう)
ンッ、ンンゥ……ンッ……ハムゥ……アフゥ……んチュ……。
(始めは何とか舌を絡めないようにしていたものの、乳房を揉まれ乳首を弄られ)
(壁に押し付けられ逃げ場を失い、スカートを捲られて濡れそぼったクロッチを弄られると)
(体内で新たな快楽が生まれて弾けて、理性が麻痺して根源的な悦びを求めて自ら舌を絡めさしていく)
ンン、ンッ……アッ、ンチュ……ァン、ァハッ……。
(クロッチの脇から指をショーツの内側に入れられ、クリトリスを愛撫されれば)
(身体がガクガクと震えて、膣口から蜜が溢れるのは止られず発情した濃厚な雌の匂いを振り撒き)
(クリトリスを刺激されたまま、別の指が膣内に迎え入れると、鋭い快楽と共に千切らんばかりに指を締め付ける)
『こんな酷いことされて嫌なのに凄く気持ち良い。
もっとおっぱい揉んで、乳首吸っても良いのに……、それにオマンコももっとクチュクチュして……お願い』
……ン、ンンッ、ンッ、ンァ、アァァン!!
(蜜壺を掻き回されてGスポットを指の腹で刺激されれば、雌の悦びを感じながら信也にしがみつき)
(潮を吹き身体を激しく痙攣させて意識が白く飛び、華々しく絶頂を迎える)