>>107-108
んぁ、はぁ、はぁ……ん、んん……はっ、はぅん……。
[さっきの強いのも気持ち良かったけど、これも好き。
 また身体が熱くなって、気持ち良くなっちゃうの]
(フワフワと浮遊しているような絶頂の余韻の残る中で、胸と秘部を優しく愛撫されれば)
(新たな快楽が積み重なり浮遊感は続いて、快感だけでなく幸福感に包まれて)
(恍惚に蕩けた瞳を細めてうっとりと快楽に身を委ねれば、身体が再び火照り痴漢の指に新たに溢れた愛液が絡みつく)
はい、お願いします。
(理性ではいけないと分かってはいても、完全に痴漢の虜に堕ちてしまっていて)(快楽の記憶は深く本能に刻み込まれいって、また快楽が味わえるとの約束の言葉を耳にすると悦びが身体を駆け巡って)
(喋ることで掛けられた吐息さえ快感に変わって、背中がゾクゾクして小さく揺らす)
えっ…………はい。
(次回は替えの下着を持ってくるように言われて、まだ絶頂の余韻ですぐに頭は回らず)
(言葉の裏に潜む意味を理解しきっていなかったけれど、身体は覚えてしまっていてゾクッと快楽に震える)
(あの時、下着に精液を掛けられた記憶がフラッシュバックして)
(最初は怖かったけれど、強い快感を得たことも思いだしコクリと小さく顎を引いて頷く)
(射精される快楽を思い出し身体はより熱く火照り、制服から出ているキスを受けた項はより紅潮して)
(少女の匂いの中に発情した雌の匂いを混ぜて漂わせる)

あっ……待って……もっと…………。
(ずらされたショーツが元に戻されて、ブラウスのボタンも留め直されて制服の中から痴漢の手が離れていけば)
(切なさともっと欲しいとの欲望が生まれてくるけれど、車内に流れたアナウンスで我に戻り)
(お強請りを途中で飲み込んで、満たされない欲求に恍惚は自然と切ない表情へと変わる)
あの……私……私……。
(身体が離れる刹那、再び告白を受けて自分はどうなのか考えてみるけれど)
(痴漢が与えてくれる快楽が好きなのか、それを与えてくれる痴漢の人の存在そのものが好きになりかけているのか分からず)
(気持ちは混乱して、答えが出せないまま目に涙が溢れてきたところで電車のドアが開いて)
(同じ駅で降りる他の乗客に押し出される形で、少しよろめきながらもバランスを保ってホームに降り立つ)
(振り返れば、もう何度か見慣れた痴漢の顔が紅くなっているのを見つけて)
(自分も頬が熱く火照るのを感じながら、他の乗客に紛れ見えなくなるまで長い睫毛の大きな瞳を向け続けていた)
(電車が動き出して、改札に向かって移動を始めるけれど、ショーツが愛液に滑るのを感じて)
(また絶頂の快感を思い出して身体を小さく震わせてしまう)
(その日一日、授業はほとんど上の空で次をいつにするのかと、今日の快感を何度も思いだしながら過ごしてしまっていた)


『キープされてなければ、理絵ちゃんを自分の前に立たせてサーモンピンクの綺麗なおマンコ舐めてイカせて―』
『本当にお嬢さんなんだね。エッチなことしてないの陰唇の色で分かる』
『レオタード姿見れば分かるけど、俺は理絵ちゃんの大きくはないけど形のいい胸揉みながら乳首吸いたい』
『生のおっぱい見たい!』
『さすがに電車の中でそれは無理。今日だって薄々気づいてる乗客居たみたいだし
 これ以上のリスクはちょっとね』
『俺は理絵ちゃんのちょっとロリっぽい後輩の方が好み。理絵ちゃん、一般車両に後輩を連れてきてくれないかな?』
(SNSでは新たな獲物の話も出ていたが、理絵の話題は尽きぬようで深夜だけでなく夜が明ける頃まで続いていったが)
(壁役の一人が一般乗客の窺うような視線を感じて、結構綱渡りだったことを説明したり)
(最近、理絵とよく一緒にいる新体操部の後輩で、理絵より背が低く胸もささやかで幼い顔の少女も話題に上っていた)