>>119
あぅん、んっ、はい……イッちゃいうの……ん、んんぅ、あっ、はぁ、んぁ、ぁんっ、ぁぁっ、んはぁっ!!
(今までと同じように絶頂を誘う優しい声を聴けば、もう堪える必要もないという気持ちの歯止めが無くなって)
(身体をカクカクと痙攣させ、膣内に挿入された指を千切れるほど強く締め付けながら)
(膣が何度か痙攣すれば、愛液をピュピュっと初めて潮を吹き、腰から力が抜けて)
(陰唇をペニスに完全に包み込むように押し付けて、ショーツに大量に射精される精液の勢いを感じながら絶頂を迎えていた)
んあっ、ぁはぁ……いっぱい出されてる……あっ、んんぅ、んあっ、あんっ。
(亀頭に被せるために引き上げられたショーツで受け止められなかった愛蜜は、ポタリポタリと電車の床に滴り落ちて)
(ショーツの内が愛液と大量のゼリー状の濃厚な精液で重くなり、少し太腿へとずり下がり)
(割れ目や整えられた陰毛に精液が絡みつくのを感じて、絶頂の余韻に身体を震わせながら恍惚に目を細めて)
(身体を痴漢の胸に預けて、大きく胸を上下させながら浅く早い吐息をくりかえしていた)
(射精の勢いが衰えてペニスの脈動が弱まって、膣に入っていた指が引き抜かれて濃厚な精液を掬って再び挿入されると)
(本来の理性が働いている時なら、万が一の妊娠さえ心配し激しく拒否するところであるけれど)
(絶頂の余韻の中を未だに漂ったままでは理性は効かず、その行為すら嬉しくさえ思ってしまっていた)

…………もう終わりなの? 嫌々、もっとして……お願い。
(降りる駅が近づいていることも忘れて、ブラジャーから手が離れ、ブラウスのボタンが再び締められて)
(制服の上着から左手が抜けるのとほぼ一緒に、膣からも指が抜かれてショーツが引き上げられれば)
(終わりが近いことを察するけれど、まだもっと欲しくなって小さな子供が駄々を捏ねるような)
(それでいて蕩けるような色香を帯びた甘えた声で、もっと快感をおねだりしてしまう)
ん、んっ……はい。……あっ、あぁっ……はい……。
(お尻にペニスが擦り付けられて、スカートから引き抜かれていくのを寂しく感じながら)
(囁かれる言葉も半分は理解しないまま頷き、少しずつ冷えながらもまだ温もりと滑りを残した精液の感触にうっとりとしたままで)
(このまま学校で過ごすことをイメージすると、背徳感と少し甦った羞恥心に身体を悶えさせる)
……ありがとうございます。あっ……はい。
(プレゼントの単語に反応して、育ちの良さが出てお礼を言って軽く会釈して)
(もっと気持ち良くなれるとの誘いに、首筋が熱く紅潮するのを感じていた)

(まだ絶頂の余韻に浸ってぼんやりとしていて、降りる駅に着いたことさえ気づかずにいると)
(首筋に軽くキスを受けてから、「降りないと、学校遅れるよ」と優しく声を掛けられて送られて)
(ふらつく脚てホームに降り立って、恋する乙女と同じような頬を上気させ、潤んだ瞳で)
(動き出した電車の自分が降りたドアを見つめて、ドアがはっきり分からなくなるまで見送っていた)
(急速に冷えて、ゼリー状ほどの粘り気を失いショーツに染み込んだ精液を不快に感じながらも)
(まだ絶頂の余韻は完全に褪めてはいなくて、何となくそのまま少しぎこちない歩き方で学校へと向かう)
(HRと最初の授業は慌ただしく過ぎて、精液と愛液塗れのショーツのまま過ごしたけれど)
(匂いに敏感なクラスメイトの「何か変な匂いしない?」との理絵直接ではなく誰ともなしに掛けた声にはっとなって)
(二時間目の始まる前の休み時間に穿いていたショーツを水道で濯ぎ、秘部とスカートを念入りに拭い)
(新しいショーツに穿き替えて放課後まで過ごしたのだった)
[お願いだからあのままで居たかったけど……。
 友達が気づきそうだったから許してくれるよね?]
(帰りの電車の中でバッグに押し込まれたショーツを、まだ見ていなかったけれど触りながらぼんやりと考えながら)
(風景が通り過ぎていく窓を見遣っていた)