>>211

「そんなに電車の中でイクのは気持ちよかったか?」
違っ……ン、ンン……ぅ……ァッ……あれは貴方が……クフゥッ……無理やり……ンァァン……ンンッ……ィヤァ。
(痴漢の言葉はイッた時にフワフワするような気持ち良さや、アソコの疼き、体中で弾けた甘い疼きの快楽を思い出させる)
(否定する言葉とは裏腹に体は勝手に反応して、熱く火照り、秘部からはゾクゾクとする快感が体を駆け上がる)
(右手が再びスカートの中に入ってきたことに気づき、スクールバッグのポケットにスマホを入れ)
(痴漢の右手を自らの右手で制止しようとするが、すでに全てが相手の思惑通りに後手後手に回って)
(右手が体の前側に周り込み、ショーツの上から下腹部に触れられ、恥丘を優しく撫でるように通り過ぎ)
(指の先が割れ目をなぞり、掌の塊がそこを押せば今まで以上に強い快感が体を貫き大きく体を震わせる)
(言葉による否定は甘く、切なく蕩けて否定は否定にならず、肯定の意味を痴漢に伝えてしまう)
『あの時の私……本当に……本当に……違う……そんなの絶対違う。
 知らない卑劣な痴漢にアソコをショーツ越しに触られるの嫌なのに、気持ち悪いのに、悔しいのに……私、わたし…………』
 これ、この前よりもっとアソコ揺さぶられて……駄目、そんなこと考えたら駄目』
(刺激を受けた秘所から、膣が揺さぶられ、子宮がキュンと疼き出せば、膣襞には液よりもトロリと粘る愛蜜が溢れ出す)
(シャンプーとボディーソープ、ティーン向けの化粧品、健康的な若い女性の匂いの中に混じり)
(火照って熱を帯び汗ばんだ肌からは、フェロモンが混じった若い雌特有の匂いが早くも汗の匂いに混じり始める)

「お望み通り、気持ちよくしてやるよ」
……ンッ……ハァ、ハンッ……そんなの望んでなんて……ンァ、ァァッ……いない。
(口では否定しても、体が示す反応や否定の声はすでに快楽に染まり甘く蕩けて)
(左手のローターが秘部を下側から大きく揺さぶり、右手が割れ目をなぞるように上下に動けば)
(前よりも強い快感が背筋を駆け上がり、目の前で星が弾けるようにチカチカとして意識を一瞬だけ白く染める)
ン、ンンゥ、ァッ、ンッ……ダメェ……こんなの……ィャァ。
(そして左手のローターよりは緩い振動をもたらす右手のローターが、陰裂の上の端をかすめると)
(ビリビリと痺れるような快感がより強く体を突き抜け、脚がガクガクと震え力が抜けかけて)
(必死で崩れ落ちるのを押し止めるのが精一杯で、抵抗する力も意志も削がれていってしまう)
『アソコが疼いてキュンキュンして、奥が蕩けるように気持ち良い……それに何かが蕩け出て……来てる……?』
(陰核を強く押されると快楽が大波となって彩良に覆いかぶさって、腰が落ちかけてしまって)
(腰を元の位置に戻そうとした時に、お尻の谷間が痴漢の股間を擦り上げる格好になってしまう)
(ショーツのクロッチには、割れ目の形を写し取ったような滲みが前回より早く浮かび上がる)