>>49
あっ!! あんっ……ん、んぅ……んはぁ……。
(痴漢の手首を掴んでいた手から力が抜け、力強く抵抗されると女性の力で男性の手を抑えるのは難しく)
(もう一度掴み直そうと試みるが、反対の手が送り込んでくる刺激に力が入らず逃してしまう)
駄目ッ、そんなの……ん、んん……。
(一瞬の隙を突かれて、痴漢の左手は身体の前側へと回り込んで来ただけでなく)
(素早い動きでスカートを捲られて、淡いブルーの花柄レースのフリルで飾られたノーマルライズのコットンショーツが現れる)
(冷たい風がふわりとスカートの中にや黒のオーバーニーソックスがカバーしきれていない太腿に当たり)
(今の自分の状態がはっきりとわかって激しい羞恥に襲われる)
(もう一度手首を掴み痴漢の手の動きを抑えようと手を伸ばすけれど、右手でお尻の谷間)
(それも前に近い部分を突くように擦られれば、背筋が震えて力が入らない)
ぃゃっ……そんなところ……んぁ、んっ……ダメェ……ぁんっ……んんぅ。
(それだけに留まらずスカートを捲った痴漢の指の一本が、秘部へ触れ押し込まれると)
(激しい嫌悪感と相反するビリビリと痺れるような感覚が走り、はっきりと甘い響きが籠った声が漏れる)
[そんな汚いところ触られるの嫌なのに、気持ち悪いのに、今のビリビリっていうのは何?
 恥ずかしいのに止められないなんて、私、どうしちゃったの]
んはぁ……ぁっ……ゃっ……ぃゃぁ……ん、んんぅ、はっ、ぁぁっ……あんっ。
(押し込まれるだけでなくて、指が秘裂の上を下へと這い進み、ギュッと閉じている脚に当たって)
(また上へと戻っていくと背筋をゾクゾクとした強い疼きが突き抜け、陰核の辺りを強く押されると)
(先ほどより強いビリビリと電気が駆け抜けるような痺れが、全身を駆け抜ける)
[相手のペースに合わせたら駄目。何とかしないと……。
 でも、身体に力が入らないし、助けを求めようにも変な声が大きくならないのを抑えるので精一杯
 でも、でも……]
(力を振り絞り再び痴漢の左手首に左手を添えるけれど、そのたびに割れ目を擦られてしまって抑えるだけの力が入らない)
(強気でキリっとしていた表情は困惑が浮かんだような顔を経て、今は瞳が潤み切なさが浮かんだ艶めいた女の貌へと変わりつつあった)
[身体が熱いの。それにお腹の奥、なにか変]
(身体は痴漢の与える刺激を快感と受け入れ始めていて、肌が火照ると少女らしい甘い匂いが薫り立ち)
(陰核の辺りを強く押される度にお腹の奥の子宮が揺さぶられて、初めて感覚に翻弄されてしまう)
んっ、んん……ん、んぁ……もぅ、止めて……んはぁ、んっ……お願い。
(スカートを持ち上がれた状態のまま、何度も秘裂の上を中指と人差し指でなぞられると)
(絶え間なく背筋をゾクゾクとした痺れが駆け上がって、踏ん張っていた脚も小刻みに震えだし)
(力を込めて相手の動きを止めることも、大きな拒絶の声を上げることも出来ず)
(自分でもドキッとするような甘えた声で悪戯を止めるよう乞うてしまう)
[恥ずかしい、痴漢されて、変な声上げてるの、もし周りの人に気づかれたら私、私……。
 でも、でも、身体の奥から蕩けるような感じがどんどん溢れてくるの。
 ずっとこんなのされてたら私おかしくなっちゃう]
(頬は羞恥だけでなく、身体がはっきり快感と感じ始めた刺激に紅潮して)
(それを他の乗客に見られたくなくて俯き、頭を小さく左右に振るとシャンプーの香りとしっとりと汗ばんだ肌の匂いが漂う)
(表情は完全に眉が弱々しく下がり、瞳はトロンと蕩け始めて明らかに恍惚の表情が浮かび始めていて)
(唇を右手で抑えて、声が漏れるのを堪えようとするが効果はあまりなく)
ん、んっ……んぁっ……はっ……ぁんぅ……んんっ……。
[お腹の奥がキュンと疼いて変な感じ、それに体中擽られているみたいに……]
(お腹の奥が月経の時とは全く違う感じで疼き震えて、その感覚に戸惑いながら)
(脚はカクカクと小さく震えて、痴漢の右手をブロックしていた太腿の内側に込めていた力も弱まり微かな隙間も開き始める)
(擽られているみたいなもどかしさに、嫌悪を覚えず薄々それが快感と感じ始めていたが)
(理性がそれを気持ち良いと認めるのを全否定して堪えてはいたが、まだショーツを濡らすほどではなかったけれど)
(膣襞からは愛蜜が滲み始めて、トロトロにすべてを蕩けさせようとしていた)