>>80-81
「何をしてるのかな?」
(突然耳に入った聞き覚えのある男性の声。それと共にお尻に擦り付けられる肉棒の動きが止まっているのに気づく)
(誰かの助けを心から渇望していたものの、まさか自分を痴漢している相手が助けてくれるとは夢にも思っていなくて)
(驚いて大きく見開いた目からはポロポロと涙が溢れ落ちる)
(乱暴に痴漢をしていた男の手と肉棒がスカートの中から引き抜かれると、ホッと安堵の吐息を漏らして)
(力が抜けてその場に崩れ落ちそうな錯覚に陥るけれど、脚に何とか力を入れて堪える)
(男が離れていくときに舌打ちする音を聞いたものの、振り返る余裕はなくて)
(はしたないと思って自分ではしないけれど、そういう行為をしたいのは自分の方と内心思っていた)

(初めて正面に立ったこれまで自分を痴漢してきた相手を、少し見上げるようにして見つめる)
(決してイケメンとは言えないけれど、キモオタや中年とははっきりと違っていて)
(太い眉がどこか人のよさそうな人相を作っていて、愛嬌を感じさせなくもない)
(突然目の前に現れた驚きと痴漢が痴漢から救ってくれた驚きに)
(大きく見開いた目からはポロポロと涙が落ちるのを止められずにいた)
(痴漢の力強く真っ直ぐな視線に見つめあった瞳を逸らすこともできず、囁きにコクリと小さく頷く)
(どこか告白のような囁きに、不思議な嬉しさと安堵を感じながら、声がなかなか出せずまたコクっと小さく頷き)
(スカートに痴漢の手が触れると、先ほどまでの相手のこともあってピクリと身体を震わせる)
…………ん、んん。
(スカートの上を痴漢の手が触れて、アソコの位置を探り出されて擦られると)
(僅かに快感が溢れてきて鼻に掛かった甘い吐息を漏らす)
ぁっ……ぁんぅ……。
(中指が秘裂の上を何度も優しく擦られると、身体に火が付いたように熱くなって)
(頬が上気してきて、自分の身体の敏感さが恥ずかしくなって俯き嫌々をするように頭を小さく左右に振る)
……ぃゃっ……ん、んふぅ……はぁ、はぁぅ……。
(スカートを捲られてショーツに直接触れられると、もし濡れていたらと気になって拒否の声が漏れるけれど)
(痴漢の指が触れたクロッチの部分は愛液では濡れておらず、激しく肉棒を擦り付けられたせいでかいた汗でほんのり湿気を帯びてるだけであった)
(でも、痴漢の人差し指と薬指に陰唇を左右に開かれ、中指が秘裂にそっていつもより少し強めに刺激を与えられれば)
(痺れるような快感が全身を駆け巡って身体を小刻みに震わせる)
あっ……ぁぅん……んっ、んはぁ。
(快感が積み重なってくると、ショーツのクロッチ部分にヌルリと秘裂から溢れた愛液が染みを作り始める)
んぁ……でも……はぅん……あはっ……怖いの……キャッ!!。
(クリトリスを弄られてうっとりと恍惚の表情を浮かべていて)
(手を引かれズボンのチャックの前まで持ってこられればその意図を察する)
(しかし、まだ16歳の少女には積極的に男性のそれに触れるのはとても勇気がいることで躊躇われて)
(恐る恐る人差し指から人差し指三本の指先で、ズボンの盛り上がった部分にちょっとだけ触れるが)
(それがビクンと大きく蠢けば、声を抑えきれず小さいけれど悲鳴を上げて手を慌てて引いてしまう)
はぁ、はぁ……んんぅ、んっ……もうイキそう……あ、あんっ……。
(割れ目とクリトリスを同時に何度も刺激されると、身体が快感に震えてクロッチには愛液が溢れて染みを広げて)
(痴漢の胸に手を当て掴まるようにしながら嬌声を上げて、快楽が思考を鈍らせれば)
(躊躇いつつもズボンの上からあまりにも大きな盛り上がりを撫でたり、離したりを繰り返しながら少しずつ触れる時間が増えていく)
ぁはっ、んぅ……はふぅ……またイカせてください……んんっ……お願いします。
(もう身体は限界で、あと少しでイキそうになってはいても、痴漢の言葉で誘導されて絶頂を迎えることを刷り込まれていて)
(一人ではあの目も眩むようなフワフワした快楽が得られないような気がして)
(痴漢の肉棒をズボンの上から擦りながら、甘えた声でお強請りをしてしまう)

【私も寝取り寝取られは苦手なので、辛い気持ちは分かる気がします】
【マーキングをされるのは良いのですけれど、午後もクラブでそのまま大会へなだれ込むつもりでした】
【もし可能であれば大会のあとの帰宅の時を指定してというのは可能ですか?】
【駄目であれば、この日の帰りでも構いませんけど……】