勇「おお!これはありがたい!ふむふむ、惣菜パンと。力が出そうですね!
格「まともな食事はいつぶりだろうかぁ
スカーレットはパンを頬張っている。
僧「スカーレットさんはしたないですよ!せっかく恵んで下さったんですから、ちゃんと感謝して食べないと!
格「だってお腹すいたんだもーん!
呪「パクっ……
クロエも隠れて食べている。
魔「どー?おいしい?
格「スッゴいおいしいよ!!お肉も野菜も凄くいい!あと、なんだろ?クリーミーっていうかミルキーっていうか?
皆がパンを口に運んで行く。
剣「ほんとうだ、ミルクでもはいってるのか?中々おいしいじゃないか!
侍「村一番のパン屋なんだ、きっと特別なミルクを使っていることだろう。気に入ったぞ。
魔「ねー!毎日でも食べたいくらい!
呪「………おいしい。ニパァ
勇者一行はパンをたいらげた!
[特精惣菜パンを7つ使った。
[ヴィクトリアたちのHPが回復した!
勇「さて、久々に充実した食事だったなー。これで魔物討伐に精が出そうだ!
僧「でもその前に、資金集めですよ?
勇「あ、そうか。
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>残り21ゴールド
魔「これじゃ宿屋も泊まれないねー………
僧「バイトかクエストか、どちらかですね。
剣「このあたりの強い魔物はみんな倒したし、酒場にも、クエストは出ていなかったぞ?
格「だからって、次の町目指したら、飢え死にしちゃうよー。
侍「やはり、働くしかあるまし。我々が働くなどというのは、いささか違和感があるがな。
呪「クロエ…働くのいや………。
剣「問題は、どこでバイトをするか、だな。
勇者たちは考えている。
勇「………ならば、恩返しの意味も込めて、さっきの方のパン屋を手伝うってのはどうかな?
魔「それ!名案!!
勇者のかしこさが1上がった(気がした)
剣「働くついでに、さっきのパンの作り方とか、色々教えてもらおう!!
呪「クロエ…あのパン好き………。
格「よーし!じゃあしゅっぱーつ!!
勇者一行は、パンに入っていたミルクが男のそれから出たものだとも知らずに、男のパン屋へと向かった。
勇「ごめんくださーい!