>>349
(レベル上げに専念することにした千歳は、巣を拠点として周囲を探索しはじめたようだ)
(巣の周辺にはスライムやゴブリンといった低レベルの魔物をちらほらと見つけることができ)
(それらに魔法を使えば簡単に倒すことができてしまう)
(魔力は無限に湧き出してくるものではないが、低級の魔法であれば何発か連続で使うことは可能なようだ)
(千歳は周囲を探索することでレベルが5へと上がり、新しい魔法としてビックを覚えた)
(ビックの魔法は千歳の身体を一回り大きくする魔法で、数分で元の大きさに戻ってしまう強化魔法だ)
(しかし、ビックを使った状態での打撃技はまさにこの辺りでは無敵の必殺技となっており)
(スライムやゴブリンは簡単にその連携で倒すことができてしまう)
(そして、レベルが6になると同時に千歳の頭にヒッププレスという技が閃く)

(それと同時に、森の奥から一匹のゴブリンメイジが現れる)
(そのゴブリンは頭にとんがり帽子をかぶり、手には杖を持ったゴブリンで)
(千歳を見つけるや否や呪文を唱えて千歳への攻撃をはじめようとしている)
(とはいえ、今の千歳にとってゴブリンメイジも大した敵、ではないかもしれない)
(通常通りに攻撃しようとすれば、ゴブリンメイジは簡単にやっつけることができるだろうが)
(ヒッププレスを使うとなれば、ゴブリンメイジの魔法で強化効果を消されただお尻を突き出すだけの恥ずかしい攻撃になってしまうだろう)


【了解です!じゃあ、レベル上げは順調だけどこんな風な敵も出してみますね】