>>617
(アレスに答えながら、千歳はふとこの店の立っている場所の意味に気づいた)
(こんなに美味しいデザートを作れるなら、もっと大きな通りに店があってもおかしくない)
(店が大通りから外れた場所にあるのは、こういうメニューがあるからなのだろう)
(だからといって、千歳はメニューの内容が嫌なわけではない)
(何故なら、このメニューを希望しているのは、誰よりも大好きな人なのだから)

(浦のメニューに頷く千歳に、アレスが確認するように訊いてくる)
うん…アレスさんになら、クリーム塗られてもいい、よ
(アレスがクリームで飾られた自分を嘗める様子を想像して、千歳の背筋が興奮でぶるっと震える)
(隣に来たアレスが、千歳のお尻を鷲掴みにして話してくる)
ひゃんっ!
…はぁ、あっ…う、んっ…い、いいよ…アレス、さんになら…
お、おしりの穴も…おちんちんも…んんっ…ぜんぶ、アレスさんに、あげる…
(お尻を掴まれただけで、千歳のおちんちんがびくんと起き上がる)
(もう抑えきれないほどに、身体の中で欲望の火が燃え上がってきている)
(そして最後の言葉に、千歳の頬が一気に真っ赤に染まっていく)
あ、赤…ちゃ…
(アレスの言っている意味は千歳にも分かる)
(分かっているから、店の中で他の客に聞かれたらという恥ずかしさも湧いてくる)
い…いい、よ…
(恥ずかしくてうつむき加減になりながら、でも千歳はそれを拒否しない)
ぼく…ぼくも…アレスさんの、赤ちゃん…ほ、ほしい…の
(アレスによって作り変えられつつある身体と心が、本気でアレスとの子どもを欲しがっている)

【うんっ、おねがいしまーす】