「なに、昔とったなんとやらだ。鎧を着っぱなしだと思ったより疲れるもんだ」
蜜ろうで固めた革の胸当てを窓辺に置くと、厚手の布の服を脱がせる。
「こんなに分厚い服や革製品を着てちゃ暑くなるぜ。そら、任せなよ」
防具代わりの厚手の布を重ねた上着とスカートを脱がせ終えると、ブーツを脱がせる。
「どうだい?ずいぶん楽になったろう。あーあー、身体が凝ってるなぁ。そら、身体をほぐしてやるよ。」
そういいながら、旅の疲れで凝った身体をもみほぐし始める。
世間の悪意を知らない彼女によく似合った、白い下着姿に年甲斐もなく興奮する。
(やせっぽちの小娘と思ったが、これはどうして…見っけもんじゃねえか)
マッサージの間にもサラの反応を見ながら、胸を太ももを、尻を指がまさぐり始める。
媚薬で敏感になった身体が、そのフェザータッチの愛撫でどうなるかを、この男は良く知っていた。
むせ返るような若い女の甘い匂いが鼻腔をくすぐり、次第にサラの身体をまさぐる指使いも荒々しいものに変わってきた。
【ちょっと早急かもしれないが、それではサラの初めてをいただきましょうか】