>>437
その武器は思い出でもあるのか…
いまさら内容は変えられないし、変えられると思われてもな
(天井に向かって叫ぶサラに困った顔をするものの、内容を変えるような優しさなどなく)
(その代りに下したのは追い込むための決定で、扉を叩き始めたサラの背後で壁が軋んで)
(ガタガタと音を立てながらゆっくりと壁がずれ、扉側の壁に向かって移動を開始して)
(扉の文字はサラに言い聞かせるように同じ文字を表示し続けて)

「部屋にある窪みに持っている武器を収めないと出られない」
「部屋にある窪みに持っている武器を収めないと出られない」
「部屋にある窪みに持っている武器を収めないと出られない」

(そう繰り返しながらも壁は背後から近づいていって、床の窪みを半分隠すとサラを試すように一旦止まり)

【そうですね、これで凍結に…】
【次はいつが大丈夫ですか?】